トヨタ、過去最高益を2年連続で更新……国内、海外ともに増収増益 画像 トヨタ、過去最高益を2年連続で更新……国内、海外ともに増収増益

マネジメント

 トヨタ自動車が8日、2015年3月期(2014年4月1日から3月31日)の決算を発表した。円安や生産コスト削減などの影響を受け、営業利益は前年比20%増の約2兆7500億円となり、2年連続で同社の過去最高益を更新した。売上高は約27兆2300億円で、こちらも前年を6%上回る結果となった。

 事業内容としては自動車事業が約25兆円、金融事業が約1兆6600億円、その他事業が1兆2500億円の売上高を記録。3部門すべてで売上高、営業利益ともに前年を上回っている。

 基幹事業である自動車事業に関しては、販売台数ベースですでは全体としては減少。897万2000台で、前年から1.6%の台数減となった。国内販売もシェア自体は堅調ながら、215万4000台と前年から9%減少している。だが、売上と営業利益はともに増加しており、売上高約14兆4000億円(前年比0.7%増)に対し、営業利益は約1兆5700億円(前年比4.1%)となっている。

 海外市場では、北米・欧州市場で販売台数が伸張。681万8000台と前年比1%の増加となっている。海外展開全体を見ても、北米、欧州、アジア、その他のエリアのすべてで増収増益を達成。特に海外最大の市場である北米市場では、売上高約9兆6700億円(前年比19.2%増)、営業利益は5845億円(前年比79.3%増)と2500億円超の増益となっている。

 市場規模としてはアジアが売上高約4兆9800億円(前年比2.1%増)、営業利益約4200億円(前年比6.6%増)、欧州が売上高約2兆8400億円(前年比4.5%増)、営業利益が811億円(前年比39.3%増)と続いている。また、「その他の地域」に分類される中南米、オセアニア、アフリカ、中近東エリアでの増益幅も大きく、売上高約2兆5000億円(前年比4.8%増)に対し、営業利益は1115億円と前年比162%の増益となっている。
《こばやしあきら》

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