【倒産情報】ものづくり日本大賞優秀賞のアジア技研、福岡地裁に民事再生法適用を申請――負債総額約8億円 画像 【倒産情報】ものづくり日本大賞優秀賞のアジア技研、福岡地裁に民事再生法適用を申請――負債総額約8億円

マネジメント

 7日、アジア技研(北九州市小倉北区西港町72-39、資本金5556万円、溝口純一社長)は、福岡地裁小倉支部に民事再生法の適用を申請した。負債総額はおよそ8億円とみられている。

 アジア技研は溶接ロボットや工業用ファスナーの専門メーカーとして技術的評価の高い企業。2007年には経済産業省から「ものづくり日本大賞優秀賞」、2011年にはスタッド溶接ロボットで北九州のオンリーワン企業にも選ばれていた。営業拠点も東京、名古屋、岡山、大阪へと広げ、マグネシウム合金のスタッド溶接システムでは、米国および韓国でも特許を取得するなど海外展開も積極的に行っていた。

 事業拡大のためおよそ2億円を投じた新工場も稼働させたが、少量多品種ながら既存製品との価格競争もあり、思うような利益が出ず2012年ごろから業績が悪化し、資金繰りが厳しくなっていた。2012年の売上は4億4900万円とに落ち込み(前年度は4億9200万円)、約5600万円の赤字を計上した。

 これに対し、増資や中小企業再生支援協議会の支援を受けるなどの改善策を進めていたが、売上高は維持しつつも債務超過の状態が改善せず、今回の民事再生法の申請となった。
《HANJO HANJO編集部》

編集部おすすめの記事

特集

マネジメント アクセスランキング

  1. 西武建設/社長に佐藤誠取締役兼専務執行役員昇格/4月1日就任

    西武建設/社長に佐藤誠取締役兼専務執行役員昇格/4月1日就任

  2. 張トヨタ名誉会長が製造業に伝えたいこと

    張トヨタ名誉会長が製造業に伝えたいこと

  3. 超高齢化社会に対応する新健康産業を創出……神奈川県

    超高齢化社会に対応する新健康産業を創出……神奈川県

  4. 清水建設社長に井上和幸氏昇格、4月1日就任、本業さらに強化

  5. 民事再生法を申請した企業の存続率は4割弱……申請企業の約1/4が製造業

  6. 全国建設業協会員の賃金水準が上昇、社会保険加入も改善

  7. 大林組、急曲トンネル対応のベルト捻転装置開発

  8. 「企業のインスタグラム活用法」をテーマとしたセミナー開催

  9. 回転寿司業界は寿司以外のメニューが熱い!?

  10. 東京五輪特需も期待大…いま「ネジ業界」が面白い!

アクセスランキングをもっと見る

page top