飲食店などへの影響は? 小麦粉の値上げ相次ぐ 画像 飲食店などへの影響は? 小麦粉の値上げ相次ぐ

マネジメント

 小麦粉および関連製品の値上げが相次いでいる。1日、日本製粉が家庭用小麦粉などについて、7月1日出荷分より値上げすることを発表した。

 値上げの対象となるのは家庭用では小麦粉、小麦粉二次加工品、「オーマイ」ブランドのパスタの3つで、それぞれ1~3%、2~3%、7~8%の値上げとなる。業務用ではやはり「オーマイ」ブランドのパスタが対象で、こちらは5~9%値上げすることとなる。

 値上げの原因としては、今年4月1日より輸入小麦の政府売渡価格の上昇、パスタの原料となるデュラム小麦の価格上昇、電力料などのコスト増を挙げている。

 値上げに踏み切ったのは1社だけではない。昭和産業も4月30日に家庭用小麦などの値上げを発表している。対象となるのは家庭用小麦粉、ホットケーキミックスや天ぷら粉といった家庭用プレミックス、家庭用パスタ製品で、7月1日出荷分よりそれぞれ約1~4%、1~3%、3~6%値上げされる。また、昭和産業は3月25日にも業務用小麦粉製品値上げを発表しており、強力粉・準強力粉(1袋45円値上げ)、中力粉・薄力粉(1袋125円値上げ)、国内産小麦100%使用粉(1袋65円値上げ)がそれぞれ6月19日出荷分から新価格となる。

 日清製粉は4月23日に値上げを発表。家庭用では小麦粉(約1~3%値上げ)、小麦粉二次加工品(約2~5%値上げ)、国産パスタ(約6~9%値上げ)の3つ、業務用では小麦粉二次加工品(約1~5%値上げ)、国産パスタ(約6~9%値上げ)の2つが対象で、7月1日出荷分より価格が変更される。昭和産業、日清製粉ともに、日本製粉同様、輸入小麦の政府売渡価格上昇などが理由だ。

 輸入小麦の政府売渡価格は4月より5銘柄加重平均で3%上昇。1トンあたり1740円増の6万70円に変更された。小麦の世界在庫量は潤沢となる見通しで相場は安定しているものの、為替の円安基調が影響したことで輸入価格が上昇した。

 6月、7月以降、飲食店や食品関係企業にも影響が出そうだ。
《こばやしあきら》

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