訪日外国人をネットで囲い込め!公衆無線LAN整備がインバウンドを後押し 画像 訪日外国人をネットで囲い込め!公衆無線LAN整備がインバウンドを後押し

インバウンド・地域活性

 東武鉄道、東武タワースカイツリー、東武タウンソラマチ、東武ワールドスクウェアは16日、訪日外国人観光客向け無料公衆無線LAN(無料Wi-Fi)サービス「TOBU FREE Wi-Fi」を提供すると発表した。浅草駅やとうきょうスカイツリー駅、川越駅、東武日光駅など21駅と、東京スカイツリータウンや東武ワールドスクウェアなどの東武グループ施設4か所の計25か所で、5月1日から順次サービスを開始する。

 いま、こうした公衆無線LAN環境の整備が進んでいる。その大きな要因の1つは、訪日外国人が来日中に必要な情報をインターネットから得ようとしていること。観光庁の発表によると、多くの外国人旅行者が旅行中に困ったこととして「無料公衆無線LAN環境」を挙げており、最多となっている。「目的地までの公共交通の経路情報の入手」や「コミュニケーション」よりも多いのだ。

 この課題に対して国はすでに対策をとっている。訪日外国人旅行者向け無料公衆無線LANスポットに共通シンボルマーク「Japan.Free Wi-Fi」の掲出を推進しているが、直近の動きでは1日、「Japan.Free Wi-Fi」を掲出する施設・店舗等を紹介するサイトを、日本政府観光局(JNTO)のホームページに開設した。その位置を地図上で示し、検索機能を備えるほか、それぞれの利用時間や手続方法をまとめている。

 こうした状況の下、ホームページからの集客に取り組んでいる場合、従来の日本語だけではなく外国語にも対応することで、訪日外国人を新たな顧客として取り込める期待が膨らむ。あるいは、公衆無線LAN環境整備の関連事業や、無線LANをキーワードに広がるインバウンドビジネスに新規参入することもまた大きな可能性を秘めている。
《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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