社員はどんな理由で辞める?「平成生まれ社員の退職理由ランキング」発表 画像 社員はどんな理由で辞める?「平成生まれ社員の退職理由ランキング」発表

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 転職・就職のための口コミサイト「Vokers」を運営するヴォーカーズが、「平成生まれの退職理由ランキング」を発表した。

 このランキングは、新卒入社から3年以内に退職した平成生まれ社員のレポートから、「退職理由」をピックアップし、分類、分析を行ったもの。627件のデータを集計した結果、ずば抜けて多かったのが「キャリア成長が望めない」、「残業・拘束時間の長さ」の2つだった。

 早期退職の理由としてもっとも多かった「キャリア成長が望めない」は、全体で25.5%を占めており、「手に職がつかない」「思い描いていたキャリアと違った」といった現在のキャリアに対する不安や、「海外で働きたい気持ちがあり、そのチャンスがあった」など、より魅力的なキャリアアップチャンスに恵まれたことがきっかけとなっている。業種別では、「旅行・ホテル・旅館・レジャー」でもっとも多く、40.9%。「官公庁・独立行政法人」でもトップで37.5%が理由として挙げている。

 「キャリア成長」に次いで多かったのが「残業・拘束時間の長さ」。こちらは全体で24.4%と、1位とほぼ同水準で多い理由となっている。「残業代が出ない」「残業の慢性化」といった内容で、人手不足やサービス残業の常態化が社員にとって大きな不満、負担の原因となっていることがうかがえる結果に。業種別で見ても、「フードサービス・飲食」「小売」「不動産関連・住宅」「教育・研修サービス」「放送・出版・新聞・映像・音響」の5業種でトップとなっている。

 いわゆる「ブラック企業」の代表的特徴の1つでもある残業や長時間労働。「フードサービス・飲食」では2位に「体力がもたない」、5位に「体調を壊した」といった理由が入っており、労働時間の長さによる負担の大きさが大きな離職理由になっている。

 総合ランキングでは以下、3位に「仕事内容とのミスマッチ」(19.8%)、4位に「待遇・福利厚生の悪さ」(18.5%)、5位に「企業の方針や組織体制・社風などとのミスマッチ」(14%)が挙げられており、いずれもキャリア的な展望や労働環境に関わる問題が目立っている。
《こばやしあきら》

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